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Homeテキスト本文−経営は、の続き(A4で1頁+α位)

 経営は、その根本的な最小単位は個々人であるはずの、経済的な活動 −すなわち、食べること、住むことなどを不可欠の要素にして、生活を維持していくための、あるいはより豊かなものにしていくための活動 − の成果をより確かなものにしていくために、個々人が −消極的にでも− 作っている組織 −「経営組織」− を維持継続し、さらにはより安定的なものにしていく取組みだと考えることができます。

 社会の中のさまざまな組織は、もちろん経営のための組織ばかりではありませんが、このような経営組織としての側面あるいは要素を、必ず持っていると考えられます。このサイトでは、「経営組織」は、このような社会の中のさまざまな組織の、経営組織としての側面を含めた意味で使用します。

 個人が、「入れ子」的に、さらには「交錯的」に、複数の経営組織に所属することは普通のこととしてありえます。
 たとえば被雇用者(労働者)は、基本的に −少なくとも実践的に− 「自分自身である、あるいは扶養する家族などを含む、家計という経営組織」と、「雇用される経営組織」の両方の経営組織に、その権限範囲は異なるにしても所属している、と考えるべきだと思います。

 さらに、一つの(ありうべき)考え方として、世界中の、自分で仕事をして自分自身や扶養する家族などの生活をその経済的な面で支えて生きている人々の、その全体を、一つの、最も大きな経営組織だと考えることも、可能だと思います。それは、その中に他の経営組織が、入れ子的に、また交錯的にすべて含まれている、そのような最大の経営組織だ、と。もちろん、少なくとも現在のところ、その経営組織が独立した経営組織としての自覚を持っているわけではなく、生成中の経営組織なのかも、そうでないかも知れないのですが。

 ここにも、「就職勤務・起業・経営計画の設定と実行方法−その基本と具体的な内容」で述べることを、そのまま記載したいと思います。

  この、「就職勤務・起業・経営計画の設定と実行方法」の末尾に、就職勤務・起業・経営のすべてにおいて恒常的に共通の有効な対策方法として認識しておいてよいと考えられることとして、次のことを述べます。

 それは、「経済的な豊かさを獲得するために、他により適切な対策方法があるのであればそれを当然に取り入れることになるが、それはその時現在の『この』取組みの一部(現実的ではないが、この取組みの全部に入れ替わってしまってもよいそれ)に取り入れることになるものであり、特に起業しての取組みを選択したのは、それが考えられる一番有効な選択であると考えての選択であった−またその時現在もその選択を維持していくことになる−その選択の結果の取組みが、可能な限りのすべてを尽くしての結果としてものであるのであれば、その方が−その選択の結果としての人生の方が−その選択をしないでして生きてしまった人生よりも、その取組みの時にも、その結果を受け取る時にも、より喜びの深いものであることは、自分自身に言い聞かせていってよい。」というようなことです。

 つまり、経営の取組みはもちろん、それに限らず、困難な状況の時には特に、「実現させたい夢を持って活動に取り組むことは、それ自体素敵なことだと−このことは、できる限り他者の信頼を裏切らないようにという条件付きで、いつも確認できるので−自分自身に言い聞かせて取り組んでいくべきだ。」というようなことです。
(経営も、人生でのこのような要素を本来含んでいる取組みだと考えられます。)


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