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THE ANGELUS
「晩鐘」
 ジャン・フランソワ・ミレーの作品。日本語の表題はこの名前で付けられて通っているようですのでそのまま。よく見ると確かに教会の鐘の音は聞こえているのでしょうが、それでも内容としては「夕べの祈り」と付けてもよいのではないかと思います。
 私自身では友情(できる限り愛情に近い友情あるいは同じく友情に近い愛情)を育てることの一つとしての祈ることの意味、価値、有効性など検討していきたい対象として・・。
 WEB GALLAEREY of ARTから選択させていただいてのリンクです。そのサイト内で2種類掲載されていて、モノクロームに近い方を選択しました。

 現在、自身に即して祈りを定義して把握すれば、他者に対してその他者がそうであってほしいという、何らかの現実の再構成把握をした残像を把握し、さらにそれを言葉にして把握すること、そしてできれば伝わるように表現したり、述べたりすること。
 このこと−このように定義して把握する祈り−を通して一方的にだけではなく、友達が増えるような気がします。仲が悪かった−あるいはなかなかうまくいっていなかった人−との間でも。
 「友情は、それに対する自らの信頼こそが何よりも自分自身の力になるものだ。」というようなエピクロスの言葉を 、正確な引用ではないものですが、思い出しました。
 祈ることは、このような友情への信頼の価値を再認識する手段にもなる、とも。
 (喧嘩、戦争でも。それぞれ、共通的にも犯罪に該当すると判断すべき−であるような−ものは、別なものとして。戦争はそれ自体が共通的にも犯罪に該当するとも考えられるけれども。)
 
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